田んぼの田上 -tanbo no tagami-

2019/06/25 21:34

こんにちは。田上です。


6月も終盤にはいりましたね。
イネもだいぶ大きく成長しています。

だいぶ株も増えてきたし、葉もしっかり固くなってきました。
そして、ついに草刈りシーズンの到来です。
あちらこちらで草刈機の音が鳴り響く季節がやってきました。

当方も、他に漏れず草と向き合う日々が続いています。
お米づくりは、何が大変というと
この草刈りが一番重労働なのではないかと思うくらいです。

なぜこんなに草刈りが必要かというと
お米の価値を下げてしまう害虫の住処となってしまうからです。

話すと長くなるので、詳しくは次回にまわしたいと思いますが、
とりあえず草刈りの様子をアップしてみます。


草刈りと言っても、田んぼの中ではなく、田んぼの畦(あぜ)の草刈りです。
これを刈っておかないと、害虫の住処となってしまうということで
地域全体が草刈りモードになってしまうというわけです。

丈が短い草は刈るのが難しいのでちょっと残ってしまいました。。。
でも、これで終わりというわけではなく、出穂の時期まで2度3度 、草刈りを実施します。

その間、イネの方はというと、水管理をしっかりやって成長をコントロールします。
この時期は、田んぼの溝切りという作業を行う時期で、この時期にしっかり
田んぼの排水をしやすくするための溝を掘っておきます。


写真の右側にある溝がわかりますかね??
溝をきり、一定期間乾かすことで、しっかりとした溝になります。
これをするかしないかで、稲刈りのやりやすさが数十倍かわってきてしまいます。

一般的には、田植えや稲刈りという作業が目立ちますが
こういう地道な作業が大切だったりします。

まだまだこれからですが、しっかりやっていきたいと思います。
それではSee You!